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2021年8月のブログ《子供の乳歯の虫歯について~おやつについて~》

2021.08.27

新型コロナウイルスが猛威を振るう中

マスク生活は例年以上に

暑さが身にしみますが、身の安全は何物にも代えられないですね。

皆さま、こんにちは。

愛知県 知多郡 東浦町 医療法人 慈朋会 あしま歯科クリニック

歯科衛生士の石原です。

平素より当医院にご来院いただき誠にありがとうございます。

 

6月はあしま歯科クリニックの子供メンテナンスプログラムの中の

シーラントについて歯科衛生士の下村より

専門的な説明がございました。

 

夏休みは、ご家族で歯科医院にご来院される患者様も多く

お子様の虫歯についてご両親から多くの質問が寄せられます。

 

乳歯が虫歯になりやすい理由

①    一人で上手に歯磨きができない為、プラークコントロールが不十分になります。

②    乳歯は奥歯の溝や間に食べカスがたまりやすく

しかも、子供の好む食べ物には砂糖を含んだ粘着性がある食べ物が多いため

虫歯菌が酸を盛んに作り出してしまいます

③    乳歯は永久歯に比べエナメル質も象牙質も半分の厚さしかありません。

また唾液の再石灰化の力も弱いです。

 

歯の虫歯治療は削って埋めるという治療になります

2~4歳の子供さんは、現実問題小さなお子様は

タービンやエンジンなどの虫歯を削る器具を口に近づけただけで

泣き叫び、口を固く結んでしまうと治療は困難になります。

お子様も辛いし、我が子が泣き叫ぶ姿をみるのは

ご両親も辛い光景だったりします。

できることなら、無理に治療するのは最終手段にしたい…

それは、歯医者さんだって同じ想いだったりします。

だからこそ、歯を削る機械もない歯科衛生士の

メインテナンスルームのお部屋から

虫歯の治療をするお部屋へ行く子を減らしたい…

そんな想いで、あしま歯科クリニックの子供メンテナンスプログラムが

ございます。

個人差はありますが、トレーニングをかさね5~6歳になると

通常の虫歯治療がなんとかできるようになります。

お子様の虫歯はお母さんにかかっている

1歳~4歳の幼児期は一人で買い物へいくわけでもありませんし

お友達の家に遊びに行くことがあっても

基本的に、子供が食べる物は親がコントロールできますよね

 

なので、この時期こそ

私たち親が子供の食事の基盤を作ってあげることが大切なんです。

 

小学生くらいになれば、

友達の家でお菓子をもらったり、自分で買いに行ったりして

いずれはお菓子を食べれるようになるんですから。

 

親がコントロールできる時期に甘いものを与えるより

間食は、【おやつ】という考えより【補食】として

考えてあげるとよいとされています。

 

甘いものは食後のデザートとして甘いものを食べるのもよいでしょう。

食事とセットにすれば、おやつの回数を減らせます。

市販のお菓子ってとにかく便利ですよね。

虫歯が多い子供には、お菓子やジュースの回数を減らすことが特に重要です。

 

甘い物を好きにしない食習慣

離乳期を過ぎると食べられるものの種類がぐんと増え

それとともに間食(おやつ)にお菓子や甘い飲み物を摂る機会が

増えがちです。

一度に沢山食べられない乳幼児は間食で必要なカロリーを補います。

 

甘味は赤ちゃんの時から本能的に最も好む味なので

子供が喜ぶからと

早いうちから甘いものを与えてしまうと

子供の甘味への欲求はエスカレートしやすくなります。

そうなると『甘さ』を我慢させて、

虫歯予防をするのは至難のワザです

 

乳幼児には避けたい甘味

砂糖を多く含み

口の中に長く残るお菓子の甘味

アメやチョコレート、ソフトキャンディーなど

実は白砂糖は常習性があるので

とり続けると、砂糖依存の体質になってしまいます。

乳幼児期に覚えさせたい甘味

素材の持つ自然な甘み

季節の果物やお野菜など

昔は夏野菜などのキュウリや野菜にかぶりついている小学生もいましたが

それも、なかなか見ないようになりました。

理想的な【おやつ】のラインナップ

お餅

トウモロコシ

焼き芋

干し芋

甘栗

おにぎり

野菜スティック

煮豆

アーモンド小魚

季節の果物など

砂糖が入ったお菓子ではなく

噛めばかむほど素材の甘みが十分味わえるものばかりですね

 

子供が相手なので、その時の状況でうまくいかないこともありますが

幼児期はまさに、食生活の基盤を作る大切な時期。

全部は難しくても、まずは1つからはじめていきませんか?


上記の理想的なおやつのなかでも

特におにぎりは朝にご飯を多めに炊いておけば

子供が小腹をすかせたとき

サッと握ってあげられるし

手間もかからない上に添加物の心配もない。

おまけにお腹もいっぱいになりますし、言うことありません

家にいる時は

ご飯にふりかけや、シャケそぼろ、小魚など

その時、家にあるものを混ぜてあげるのもよいでしょう。

素材本来に含まれる【糖質】は

身体を動かすエネルギー源となって元気がでますし

脳にも伝わって、精神的にも安定します。

 

お菓子を食べさせる場合、組み合わせの工夫を

お菓子プラスジュースは虫歯になる最強の組み合わせ                                 

 

 

おやつを食べる時の飲み物は

お茶や牛乳など砂糖の入ってないものがおすすめの組み合わせになります

今月のブログは、虫歯の少ないお子様の健康な心と身体作りは

おやつを含めた幼児期の食生活に深くかかわりがあるため

ご参考にしていただければ幸いです。

 

【初めて歯医者さんに子供を連れてきたいと思っているのですが、

何歳くらいから行った方がいいですか?】

というご質問について

結論から申し上げますと

【歯医者さんに行きたい、行こうかなと思ったときは行った方がいい】

だと思います。

 

① お子様のお口のなかについてアドバイスをいたします

② はえたての歯の方がフッ素の取り込み量が多い

③ とてもいい成功体験となる

初めての歯医者さんは、基本的には

その子ができうる

歯医者さんの練習からスタートになります

終わった後いっぱいほめてもらうことで

その子にとてもいい成功体験を得ることができます

歯医者さんは初めて空間で、かつ日常から少し違う雰囲気があるところです

 

そんな歯医者さんを乗り越える事ができた体験は

かなり有意義なものになるとおもいます。

疑問やお悩みなどございましたら

お子様の定期健診時に担当歯科医師および歯科衛生士にお尋ねください

 

長文となりましたが、お付き合い感謝いたします。

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